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大手企業で務めていたときのことを振り返り、自分の人生って何?と悩み、挫折した経験があるからこそ今がある。

私は極度の人見知りである。

 

それは幼児期からそうだった。

親戚が集まる度に、家のインターホンが鳴った瞬間に自分の部屋に飛び込み

 

「早く帰ってくれ・・」

 

その一心で部屋にこもっていた。

 

すると必ずと言っていいほど、母か姉に部屋から引っ張り出されるのである。

 

「挨拶くらいしなさい!!」

 

嫌がる自分を無理やりに引っ張り出す姉。

 

そんな姉が昔から大っ嫌いだった。

 

早く大学生になって、家から出て行ってほしい・・

 

口で言うと喧嘩になるので、いつも心の中でそう思っていた。

 

 

そして自分が大学生になるくらいに、やっと姉が1人暮らしをするようになった。

 

心の底から喜んだ。俺の邪魔者が消えた。

 

 

普通かどうかわからないが、しばらくすると寂しくなるかと思っていたが

全くそんなことはなかった。

 

 

たまに帰ってくる姉を見て、嫌悪感を感じた。

 

「帰ってこなくていいのに・・」

 

姉が帰ってくる日が事前に分かっていると、必ず友達の家か大学に

泊まるようにしていた。本当に嫌いだったからかもしれない。

 

 

そして時が立ち、社会人になっても、姉との会話は拒んだ。

電話がかかってきたとしても、姉だけの電話はとらなかった。

 

話が合わないからだ。

 

 

私は、長い話や愚痴を聞くのが大っ嫌いな性格だ。

大人なので、顔には一切出さないが、心の中では死ぬほど

そんなやつを嫌う性格だ。

 

 

 

 

そして、社会人になり、

 

職場でもコミュニケーションの壁にぶち当たった。

 

報・連・相が極度に苦手だった。

難しい話を長々と聞くのが苦手だった。

 

やろうと頑張ろうと思えば思うほど、心がすり減っていった。

 

「何でそんなことができないの?」

 

いろいろな人から言われた。

 

どうせ自分の事なんてわかってくれない。

 

 

自分以外の人間を全員敵と見なしていた。

同期が楽しそうに食事をしている姿を見て、毎日嫉妬していた。

 

「何で俺だけこんな目に合わなくちゃいけないの?」

 

 

こんなことを毎日思っていた。

 

・自分の人生って何?

・今のままで本当にいいの?

・自分って何でこんな性格なの?

 

あげたらきりがない・・

 

とりあえず、思いついたのは、

 

「会社に雇われることは辞めよう」

 

 

この一心だった。

 

 

自分はどうも人からあれこれと、やりたくないことを命令されるのは

嫌いな本質だった。だから自分でやりたいことをやる!!

 

それだけを目指した!

 

当初、努めていた大手を辞めるという覚悟を決め、長野県を去り、東京へ来た。

 

それは自分というものが分かったからだ。

「自分を知る」ための取扱説明書を手に入れたからだ。

 

そして、自分だけではなく、妻、姉、周りの取扱説明書を

手に入れて「他人」の生まれながらに持っている個性を

理解することができたのだ。

 

姉がなぜあれだけ責任感が強く、私に厳しく接していたのかは

少しずつではあるけれど理解し始めた。

 

 

身内だからか、なかなか素直を受け入れない自分がいるけれど、

 

 

姉の話を最後まで聞こう。

 

 

そこまで持っていけるようになった。

 

 

なかなか自分から電話はできないけれど、

来たときは、何も否定せずにお互いを認められて

楽しくコミュニケーションが取れればそれでいい。

 

 

生まれ持っている個性というものは変えることはできない。だったらそれを認めてあげればいい。

 

 

あれだけ人間を嫌っていた私が人に関心持てるようになったのは、

自分を知って、他人を知るようになったからなのだ。

 

 

 

自分のためにもそこをまずは気づいてあげよう。

そうすれば自ずと自分を認めてくるのだ。