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どうもどうも、ごきげんよう。
サラリーマン・ブロガーのエレファント・シンスケ(@yukihiro)です。
ブロガーとして生きるなら絶対に参考にしてほしい、「ブログ飯」でお馴染みの染谷昌利さん。
僕もサラリーマンでもありブロガーでもあるんだけれど、染谷さんがブロガーとして生きると決意表明した時を拝見させていただくと、僕のやっていることはまだまだ「甘い」と思うのよね。
だから自分にも拍車がかかって、いい意味で刺激になる。
目次
会社側から希望退職者を募集されたとき独立を決めた
染谷さんは12年間サラリーマンをされて、3社目で会社側から希望退職者を募集されたときに独立(フリーランスになる)を決めた。
この時
■退職金1年分もらうという条件
■奥さん、子供1人(男の子)を養なっている
■ブログで収益を得ていたが小遣いにもならない程度
という厳しい状況。
要は、1年間で家族を養えるくらいの収入を得らないと、生きていくことができないということを意味する。まさに背水の陣。
僕はサラリーマンをしながらブログを半年以上続けているけれど、1年間という短期間にブログで20万、30万円稼ぐというのは、よほどの天才じゃないと無理なんじゃないかと思う。。
フリーランスになれば会社に行かなくてもいいだけ、ブログを書く時間が増えるかもしれないけれど、結果が出なかった時を考えると本当に怖い。
しかし、染谷さんは厳しい期間を設けて、自分を追い詰めるように1年間必死にブログを書くことに専念した。
もうね。。覚悟ができているのよね。
無職になるとサラリーマンの時以上の出費がかかる
染谷さんが実感したことは、会社を辞めた後にかなりの出費があるということ。
会社を辞めた直後にまず思ったのは、自分で払うお金が極端に増えたなあ。。。という実感です。何を言っているんだ、とお思いの方もいるかもしれませんが、健康保険、年金などは会社が払ってくれていたわけですから(天引きですけど)。自分で支払う段になって、「ええ、こんなに払わなきゃいけないんだ」と驚いたのを覚えています。
他にも住宅ローン(家賃)、食費、子供の保育園(幼稚園)代金など、生きていくために日々お金は出ていきます。こういった支出は会社に辞める前にある程度シミュレーションはしていました。しかし、そのペースは予想していた以上に早いと思いました。※「ブログ飯」から引用
僕も会社を辞めて、1~2か月無職になった経験がある。奥さんを養っている状況だ。
が、無職の期間って税金絡みの出費が容赦なく襲い掛かってくるのだ。
次の転職の間に、徴収される税金を免れることはできない。特に、毎年6月に支払わなければならない「住民税」は、前年収入の取り分がくるのでかなり痛い。。
染谷さんは家族を養いながらの出費だったので、どれほど切羽詰まった状況だったか。。
退職して半年経ってもブログ収益は5万円程度
退職してから半年後、染谷さんのブログ収益は5万円~10万円を行ったり来たりしていた。
いやー、奥さん、子供さんを養っているのならば焦るでしょうな。。家族を食わせるためなら、どんなに必死になるか、容易に想像できる。
僕は奥さんと2人暮らしだけれど、もし子供までいたら何日徹夜をするやら。。
だけどこういう時に、「人間の底力」ってやつは最大限に発揮できるんだと思う。。
目先の売上を上げることだけに集中しすぎてしまうと、売上を上げるためには広告を出さなければならないという視野が狭い状況に追い込まれます。特に僕の場合は家族に見得を切って会社を辞めたわけで、商品が売れてないという状況だけは回避しなければいけませんでした。Amazonのアフィリエイトシステムは、月あたりの販売商品点数が増えれば増えるほど1品あたりの報酬料率が上がるシステムになっていましたので、とにかく数を売れば状況が好転すると思ってました。ただ、やっぱりブログ自体に人間性というか、提供される情報に価値がなければ単なる商品の横流しにしかならず、思い通りに売上が上がることはありません。
※「ブログ飯」から引用
この文章がすごく腑に落ちた。
魅力あるブログというものは、文章にどれだけの書き手の想いが込められているかどうか だと僕は思っている。
言葉ではうまく言い表せないんだけど、
ああ、何だかこの人が言っているんだったら商品買ってみようかなー。。
ってマインドになるのよ。
その人の個性、感情、世界観。
自分が好きだと思えるブログは自然とできてくる。
セールス感しかないロボットが書いたようなブログは速攻で読むのを止めてしまうから。
染谷さんも当時は売上を伸ばすことに必死だったがゆえに、本来のブログの力を発揮できなかった と、経験を通じて語っている。
この失敗談は、これからブログを書こうとしている人にとってはすごく参考になるだろう。
退職から約1年後染谷さんは最後の賭けに出る
退職から約1年後、染谷さんは退職金も底を尽き始めてきたが、思った通りの結果が出なかった。
この時が誰だって一番怖いと思う瞬間だろう。家族を養っているのに金銭的に後がない状況だからね。
その時に、染谷さんは最後の賭けに出る。
当時はスマホが普及する一歩前の時で、染谷さんはたまたまテレビでスマホ(androidのXperia)のコマーシャルを見たときに、スマホの記事をネタにしたのだ。
これからスマホが流行るというのを先読みして、読者が欲しがるスマホの情報(端末の使い方、アプリの紹介など)を徹底的に書いた。1か月もたたないうちに100記事を更新したとか。。
す、すごすぎる。。
結果として膨大なアクセスを生みだし、親子3人が飯を食べるくらいまでのブログになった。
それだけではなく、
ブログで稼ぎ続けるためにはどうすればいいか?
と考え、発売前から他の機種、galaxyやIS03に関する記事も書き続けた結果、1日に1万PVを超える人気サイトまでに成長した。
ここで、ブログ飯を作ることに成功したのである。
自分を追い込んだ結果、とてつもない実績を得た
僕がこの記事で説明したのは、書籍「ブログ飯」をかみ砕いた内容である。
染谷さんは自分を限界まで追い込んで、最終的には結果を出したのだ。
人間の本能的な部分を学んだというか、逃げ道がなくなった時の「人間の底力」というものは本当にすごい。
精神的に参るのはご法度だが、自分が望んでいる結果を出したいのなら、多少の追い込みは必要だということがご理解いただけただろう。
口では、追い込むだの、覚悟を決めるだの、何とでも言えるけれど、本当に自分を追い込めるのは10%にも満たない。
これだけ頑張っているのにと自分を褒めてしまう内は、全然大したことないと考えた方が行動に拍車がかかりまっせ。
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