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どうもどうも、ごきげんよう。
エレファント・シンスケ(@yukihiro)です。
長年人生を歩んでくると、このようなコミュニケーションの壁を感じることがあるのではないでしょうか?
自分が話を聞いてほしい対象者としては、おそらくあなたが信頼している特定の人でしょう。それ以外の関りが少ない人に対しては、自分の話を聞いてくれようとなかろうと、どうでもいいはずです。
特定の人とは、
■長年付き添ってきたパートナー(夫もしくは妻)
■お付き合いしている彼氏もしくは彼女
■仕事で携わる上司や部下
■両親、兄弟
■昔ながらの親友
などなど。自分が言いたいことがあっても相手は全く耳を傾けてくれずに、憤りを感じているかもしれません。
人間弱いもので、そうなってしまうと自分に問題があることを追究するのではなく、相手に問題があると勘違いをしてしまうのです。
と開き直ってしまうのです。
僕の会社でも社員間でよくこんな責任転嫁の話を聞きますが、果たして本当に相手だけに非があるのでしょうか?
怒りを爆発する前にちょっと考えてほしいのです。
話を聞いてもらうためには、まずは自分に非があるか、客観的に見つめ直してみましょう。
目次
ネット上でもコミュニケーションの壁ができる
近年は、インターネットが発達して、メールやline、そしてfacebookやtwitter上でも、会話のやり取りからコミュニケーションの壁を感じている方は多いようです。
特にlineは、簡単にコミュニケーションをとれてしまうツールなので、自分が話を聞いてほしい時は、即座に相手に長文の愚痴を打ってしまうのではないでしょうか?
この内容を打ったとしても、既読になるものの、すぐに返信が来るわけでもなく、何日か経って返信が来たとしても
■充電が切れていた
■夜遅かったらもう寝ていた
■気が付かなかった
■忙しかった
という理由を添えられて、あなたの聞いてほしい内容はさりげなくスルーされていることでしょう。
SNSでも同じような傾向が見られます。特にfacebookは、近年、年配の方々が主に利用しているツールであり、普段の生活に対して愚痴をこぼす方が後を絶ちません。
■旦那が話を聞いてくれない
■妻が全く自分に興味を持ってくれない
■会社で上司が話を聞いてくれない
周りに自分の話を聞いてくれる人がいないがゆえに、facebookの世界に飛び込んで、話を聞いてくれる人を求めるのです。
facebookで友達になれた方も、最初はあなたの愚痴に対して賛同するかもしれません。賛同してくれる方も、あなたと同じような悩みを持っており、共感できるからです。
しかし、時間が経つとどうでしょう?以前は返事をしてくれてた人が、気づいたら何も返信しなくなっていませんか?
こうなった時に、冷静に自分の過去の発言を振り返ってみるのです。
おそらくあなたは、ネット上でほぼ100%自分の話しかしておらず、相手の話に耳を傾けてないはずです。
恋愛する時を思い浮かべてください。相手がひたすら、自分の話をしてくるアピール人間だったら、その人に何か魅力を感じるでしょうか?
まあ、これが続くとウザいですよね。
自分の話をしたのならば、一旦、話すことを我慢して、相手のことに興味を持ち、質問する意識を持ってみましょう。
自分の要望に他者が従ってくれると思わないこと
当たり前なんですが、自分の要望に何でもかんでも従ってくれる人は100%いません。
■この人は絶対に私の話を聞いてくれる
■この人は私からの話を聞きたがっている(勘違い)
■この人に話を聞かせたい(相手ではなく自分の要望)
相手のためでなく、自分のために聞いてほしい なんてことはないでしょうか?
あなたが願うような、自分の周りの人間全てが自分の要望通りに従ってくれる魔法みたいな言葉があったら、僕も教えてほしいものです。
しかしながら、相手が自分の想い通りにならないのが世の中です。思い通りにいかないから、こんなにも人間関係で「ストレス」を感じる人が多いのです。
自分の要望を相手に一方的に求めるから、相手はそれを拒否をして一歩後ろに下がってしまうのです。
人間は感情がある生き物であり、何か命令、抑圧をかけられることで、反発するマインドを持っています。言葉に出さなくても、何かお願いをされるような雰囲気を出されると、咄嗟に避けてしまいます。
相手が避けるかどうかは、普段からあなたが相手に対して何かを与えているかどうかによります。
例えば、普段からあなたが仕事でお世話になっている人が、もしあなたにお願いをされたらどうでしょう?
ってなりますよね。
このように、普段から話を聞いてほしいという考えを持っているのならば、まずは、あなたがひたすら相手の聞く側に徹底すればいいのです。相手に話させる場を提供するのです。
そうすることによって、「返答性の法則」で、相手もあなたの話を聞く気持ちになります。
話を聞いてアドバイスをする時は断定せずに提案をすること
話を聞いてくれないと悩んでいる方の中で、「自分は相手の話を聞いている!!」と断言している方がたまにいらっしゃいます。
僕は、この「断言」というところに注目をするのですが、素直に他者のアドバイスを受け入れない方は、自分のアドバイスが絶対という癖を持っています。
特に年配の方は、長年の経験が自信となり、その経験が自分の足を引っ張っている可能性があります。
自信があるせいか、こういう方は、誰かの話を聞いてアドバイスをするときに、断言してしまうのです。
と、相手の悩みなどお構いなしに、良かれと思って自分の要望にすり替えてしまうのです。
そうなってしまうと、
■何かこの人は相談しにくい。。
■自分の意見は受け入れてくれない。。別の人に聞いてもらおう
となって、あなたの話を避けてしまうわけです。
ここで、大事なのは、断定するのではなく提案することです。
これによって、相手の意見を発言できる場を作ることができます。そして、相手の意見を否定したり、欠点を指摘するような発言をしてはいけません。
そうすることによって、
■この人は僕の意見をちゃんと受け入れる姿勢を持ってくれている
■話しやすいから、今度からこの人に相談しよう
とあなたにベクトルを向けてくれるようになるのです。あなたに尊敬の意を持つことで、今度は相手もあなたの話に耳を傾けてきます。
相手に慣れて思いやりがなくなるときに注意
人間は相手に慣れてくると、相手に対する思いやりというものは無くなってくるものです。
これは夫婦の例が分かりやすいです。彼氏彼女の時は、ひたすら相手のことを気にかけているのですが、結婚すると相手との時間を過ごすことに慣れてきます。
いつの間にか勝手な思い込みを自分で作り、やってくれて当たり前という解釈 がumaretekimasu。
■あなたは私の旦那なんだから話を聞いてくれるのが当たり前
■お前は主婦なんだから、家事をするのが当たり前
当たり前という概念は誰が決めたのか?紛れもなくあなたです。
思いやりの無さが、夫婦間でのコミュニケーション不足の原因となるのです。
特に女性は、誰かとのコミュニケーションを図ることによってストレスを発散させたいという傾向が多いので、旦那が自分の話を聞いてくれないというのは、この上ないストレスなのです。
■子育てが大変だから大変さを聞いてほしい
■近所に友達がいなくて寂しいので旦那と会話を楽しみたい
いろんな要望があることでしょう。
しかし、ここで気を付けていただきたいのは、初めて出会った頃のように、自分の要望を言うだけではなく、旦那に思いやりを持っておくことです。
自分が理解をされたいのなら、自分がまずは旦那のことを理解してあげましょう。
■会社で仕事を頑張っていること
■いつも家族のためにお金を稼いでいること
■会社の人間関係で悩んでいること
旦那にもいろんな問題、悩みを抱えています。
その悩みを聞いてくれるのは、最も身近である家族なのです。
あなたには聞く姿勢が備わっているか?
繰り返しますが、相手が話を聞いている、聞いてないの前に、
自分自身はちゃんと相手の話を聞く姿勢を持っているか ?
というところを振り返ってほしいのです。
相手のことを根ほり葉ほり聞くことではなく、相手が話しやすいように、共感できる姿勢で相手の考えを引き出してあげる ことが重要ポイントです。
一番ダメなのは、相手の話など聞かずに一方的に自分が話したいだけ話して、自分が欲しい条件を相手に求めることです。
当然ながら、こういうタイプはどんなに実績があろうと年収があろうと、最終的には人が離れていきます。
あなたに他者を受け入れる「器」がないと判断されるからです。
まとめ
話を聞いてもらうステップとして
1.相手の話を優先させて、相手の気が済むまで話をさせる。
2.自分がアドバイスをする時は、断定ではなく提案をすること
3.提案をするときに、否定や欠点を含んだ表現を使わないこと
4.間違っていても、同意をして相手の意見を受け入れること
これらを努力して行ってみましょう。
話を聞いてくれないと嘆いている人は、大体がこのステップを無視して、自分の事ばかりを話してしまうタイプ なんです。
人は誰しもが、自分の話を聞いてほしいというマインドを持っていますが、それを叶えるためには、自分も相手のために努力しないといけないのです。
話を聞いてもらえている人は、この努力を努力と思わずに、自然とやっているような方です。
慣れないうちは、意識しながらやるしかありません。
頑張っていきましょう!!
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