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どうもどうも、ごきげんよう。
借金サラリーマン、エレファント・シンスケ(@yukihiro)です。
僕は現在、借金を300万円以上背負い、毎月6万円(時には8万円程)の返済をしている立場です。
借金の経験をしたから分かるのですが、お金に余裕がないと心の余裕が極限まで無くなるわけです。
・友人の祝い事に出費を拒否
・飲み会は全て不参加
・親戚の集まりを辞退
・生活に必要ないものは無駄と考える
・人間関係を損得で考える
情けない話、強制的に自分を抑制する心理になるので気づいたらこうなります。お金は重要ですね。。
こんな状態になってしまうと、人間としていかなるものなのか?、と疑問を抱いてしまうのは当然のことでしょう。
普通の正社員をしていて借金もなかったら、このような行事には大抵の方だったら当たり前のように参加できるかもしれません。
しかし、それができなくなるんですね。
ましてや独身ではなく家族を持っている立場ならば、家族以外の人間に「お金」を使うなんてとんでもない、無駄と考えてしまうのです。
なぜここまで人間として器が小さくなるのだろうと、僕自身もいろいろ考えてみましたので、「心の余裕の無さ」について記事にしてみようと思います。
目次
欲しいものが買えない
これは当たり前のことなんですが、人間は欲しいものを買いたいという物欲を抑えつけられてしまうと、自分に余裕を持たせることが出来ません。
僕の場合は特に飲食をすることが最も楽しみなんですが、レストランでメニューを選ぶときに、食べたいものよりも「値段が抑えられるもの」を選ぶ習慣が身についてしまいました。
借金している立場なので贅沢を言うつもりもありません。
後、僕は福岡の田舎に住んでいて交通の便として車が欲しいのですが、金銭的に困難なため車は持っていません。車だと中古で20万円くらいの軽自動車くらいは買えそうですが、クレジットも使えないため決済すらできません。
こんな感じで、普通の生活をしていたら買えることも抑制しなければならない状況なので、我慢が続くわけです。
交通手段を選んで行きたいとこに行かれない
借金が重なってお金に余裕がなくなると、交通手段が限られてしまいます。なので行きたいとこも行かれなくなってしまうんですね。
前述したとおり僕は福岡の田舎に住んでいますが、僕はどこか遠くに行きたいと思っても、極力我慢をしてしまいます。近場に移動する際に、バスか電車を利用するくらいです。
高額料金がかかる新幹線や飛行機に乗ることなんて滅多にありません。
旅行やドライブなどは、人間にとっては楽しみの一つで、ご褒美には欠かせない行事ですが、それが当たり前のようにできなくなってしまうのはかなり苦痛となるでしょう。
人との付き合いが制限される
人との付き合いは「出費無し」ではなかなかできにくいものです。
会社のイベントや友人との食事会、趣味などを楽しむためには必ずお金が必要になってきます。
しかしながら、お金の余裕が無くなってしまうと、必然的に人との付き合いを拒むようになるのです。
極端な話、人との付き合いがなくても死ぬわけではありません。
生活に必要なもの以外にはお金は使わないという心理になり、人付き合いは「娯楽」と判断するため、お金の優先順位を下げてしまうわけです。
人間付き合いは厄介で、仲良かった人間との付き合いを怠ってしまうと、次第に人との心が離れていきます。
家族など血の繋がった関係で、自分の状況を分かってくれる方ならそのようなことはないかもしれませんが、友達くらいになると離れていく可能性があります。
そうなると、自分の拠り所もなくなってしまいますよね。
世間と比較してしまう
SNSが普及して、友人、知人、親戚など、他者の生活スタイルというものは嫌でも目に入ってくる時代です。そうなってしまうと、楽しそうな様子(食事会、飲み会、旅行)など、自分が我慢している「娯楽」を目の当たりにする機会が増えるので、自分の状況が惨めになってくるわけです。
この人は楽しそうやな。。俺はこんなに貧乏で我慢しなければいけないのに。。
責任は自分にあるのは分かっているのですが、他者の幸せを素直に喜べない自分に出会ってしまうのです。
人の幸せを喜べない人間になってしまうと、人とのコミュニケーションをするときに、嫌味な発言や思考をしてしまうのです。
・お前は普通の生活ができていいよね。俺なんかそれすらできないけど
・そんなイベントに参加する金よくあるよね。俺だったら無駄だから参加しない
口に出すとトラブルになるので言わないですけど、心の奥底ではこんな思考だった気がします。
お金を借りれなくなる
借金返済が困難になり、クレジット会社や銀行への返済期限が過ぎてしまうと、すぐにブラックリストに載せられお金が借りれなくなります。
お金が今すぐ必要な時にお金が借りれないって、恐怖でしかないんですよね。なぜなら、生活で必要なものにお金を使えないからです。
・携帯電話料金
・電気代、ガス代、水道代
・食事代
借金が膨れ上がると、当たり前のものを払えなくなります。
ちなみに僕はすでに債務整理をしている立場ですでにブラックリストに載ってしまってるので、大抵のカード会社や銀行で審査を通ることは難しいでしょう。。
借金で余裕が無くなったらどうする?
今まで書いた内容は僕の実体験です。大事なのは、とにかく返済期間が伸びてもいいから、毎月の返済負担額を減らすことです。
例えば、毎月の返済額10万円を4万円に減額することができたのならばどうでしょう?今まで苦しかった6万円分、余裕を持たせることが出来ます。
こうなってしまったら本当に天国のように感じるのです。「心の余裕」を生み出すことが出来るのです。
いろんな記事やブログを拝見すると、ビジネスや副業で借金を減額させるというアドバイスがありますが、僕個人の意見としてはお勧めしません。
なぜなら人間は自分に余裕がない時に、ビジネスとして必要なマインド、顧客の需要について考えることができないからです。
あなた自身がお金に困っていっぱいいっぱいなのに、そんな状況で顧客に満足できる商品やサービスを提供できるでしょうか?きっとどこかで雑な仕上がりになり、顧客も課金したとは思わないでしょう。
いろんなビジネス本やセミナーで、ビジネスに関するマインドや知識を培うことも必要になってきますが、借金を抱えながら知識をインプットしさらにアウトプットまでできるのは、よっぽど自分のビジョンに自信がある天才くらいでしょう。
借金返済に困ってしまったらもう方法は2つしかないと僕は断言します。
親や親戚にお金を借りる
一番手っ取り早いのは、親や親戚など、身内からお金を借りることです。できれば利子のある借金全額を一旦肩代わりしてもらうのが良いです。
そして、その肩代わりしてもらったお金を今度は自分が払っていくのです。
現在の収入はいくらで、そのうちにいくらなら毎月払えるか、そして最終的には何年間で完済できるか、身内と相談してみましょう。
身内だったら業者に頼むときのように、無理な返済や利子はつかない可能性が高いでしょう。
なかなか借金の話を身内に相談するのは勇気がいりますが、精神的苦痛を少しでも和らげたいのなら身内にお金を借りましょう。
弁護士や司法書士に相談する
身内に相談できないのなら、借金返済のプロに相談するのが手っ取り早いです。借金に関して相談するのは、弁護士か司法書士がいますが、どちらでも対応可能です。
誰にも相談せずに自分1人で抱えてしまっては、また別の金融機関からお金を借りるという自転車操業に成りかねません。
返済額によって依頼する料金も変わってきますが、相談するだけならほとんど無料ですので、とにかくプロに話を聞いてもらいましょう。お金に関して全く知識のない方が1人で解決しようとしても、借金が膨らむだけでしょう。
僕が経験した「債務整理」に関する記事は下記に書いていますので、参考にどうぞ。
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まとめ
借金をしていろんなことに挑戦することは良いという話はよく聞きますが、経験した僕としてはわざわざ借金までする必要などなかったのかなと、感じています。
借金しなくても、自分に「心の余裕」を持たせながらやりたいことをやる方が健全ですし、わざわざリスクをとる必要はありません。
よっぽどのハングリー精神や野心を持っている方はできるかもしれませんが、借金により大抵の方がメンタル的にやられてしまって、本来やるべきことすらできなくなってしまうのです。
何度も言いますが、ビジネスに関して借金することは僕は断固として反対します。
余剰資金ができてから自分に余裕を持たせて、自分のやりたいこと、挑戦したいことにお金をまわしましょう。
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