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どうもごきげんよう。
サラリーマン・ブロガーのエレファント・シンスケ(@yukihiro)です。
サラリーマンにしろ、個人事業主にしろ、何らかの形で人前でプレゼンする機会というものが訪れる。
■お客様に自社の強みをアピールする
■お客様に買ってほしい商品をセールスする
■イベント参加者に興味を持って聞いてもらう
自分の頭の中身を相手に明確に伝えないと相手は納得しないし、自分が進めたい方向に持っていくことが難しい。
人の心を動かすためにはある程度のスキルが備わったプレゼン力が必要なのだ。
僕は過去に一人だけ、プレゼン力がズバ抜けていて、売上げを1日で300万円近く達成した、20代の「バケモノ経営者」に出会ったことがある。
今日はその「バケモノ経営者」のプレゼンの特徴について、5つ挙げてみたいと思う。
目次
登壇した瞬間に自己紹介をしない
ほとんどの人が「え!?」って思ったのではないだろうか。
普通だったらプレゼンターは、登壇した瞬間に自己紹介を始めるだろう。
名前、経歴、雑談と、少しでも自分の事を知ってもらいたいという一心で話し始める。
しかしこのバケモノ経営者は、一切自己紹介をしないのである。
では何をやるかというと、参加者といきなりコミュニケーションを取り始めるのだ。
■この中で、東京から来られた方はいますかー?
■はい、そこのあなた、今日のこのセミナーで何を得たいと考えてますか?
■自分もプレゼンターして登壇に立ってみたいという方はどれくらいいますか?
プレゼンターがひたすら参加者に質問を始める。
この「質問」を繰り返すことによって参加者は、積極的にイベント、セミナーに興味を持ち始めるのだ。
一方的に講師が話しているだけでは、途中で参加者が眠くなって離脱する可能性があるが、質問を繰り返していると参加する姿勢になってくる。
自分のプレゼンに積極的に参加してもらいたい方は、質問しながら進めていこう。
自信がみなぎっているため声がでかい
このバケモノ経営者の特徴としては、何と言ってもめっちゃ声がでかくて明るいイメージ だった。
自分のプレゼン力はもちろん、プレゼンする内容にも自信を持っているので、声も大きくなる。
ここで重要なのは、自信がないからと言って声を小さくしてはいけない。
無理にでも声を出す必要がある。背筋を伸ばして胸を張って。
参加者は、声が小さくて自信なさげなプレゼンターの話は基本的に信用しないのである。
あなたが参加している立場だったらそうなるはずだ。
声を張る練習として最も効果的なのは、音声を取ることだ。
僕も人前でプレゼンすることは恐怖のあまり自信なさげだったけど、音声をひたすら録音し、自分の声がどのくらい出ているか客観的に見ることによって、どこがどう悪いか、どう改善していくべきか分かってきて、今ではプレゼンに躊躇することはない。
声を出すことは必ず意識してみよう。
参加者同士でグループディスカッションをさせる
最初の「質問して参加させる」というところに似ているが、参加者同士でグループディスカッションをさせているのだ。
参加者に動いてもらうことで参加意欲を増してもらう。
セミナーというよりも「ワークショップ」という形式だ。
参加者が自分の言葉で話して、
■今の自分の悩みは何か?
■その悩みの原因は何か?
■解決するための対策は何か?
自分で考えさせる機会を与える。
そうすることで、セミナーに参加したという実感がより湧いてくるのだ。
重要キーワードが出たら参加者にリピートさせる
個人的に大事だと思った内容だ。
重要キーワードが出たら、
はい、今のキーワードは重要です。では確認です。今、何と言いましたか?
と、参加者に問いかけて、「自分の言葉」でリピートしてもらうことで頭に重要キーワードを叩き込むのである。
ノートに書くのもいいかもしれないが、自分の言葉でリピートした方が頭に残りやすく、参加意欲も増してくるのだ。
参加者と一体化するために、声をかけてリピートさせよう。
勧めたい商品があるなら商品にまつわるエピソードを具体的に話す
このバケモノ経営者の「最大の武器」はプレゼン力。
しかしながら、このバケモノ経営者でも、ひと昔ではかなりのあがり症だったらしく、プレゼンの「プ」の字すら縁がなかったとのこと。
いろんな本を読んだり、いろんなセミナーに参加して学び、いろんなポータルサイトに登録して、自分のセミナーを開催し続けたそうだ。
最初の頃は1人も集客できずに会場費だけが飛んでいたが、何度もあきらめずに開催して1人、2人と次第に増やしていったというエピソードがあったのだ。
そして、人前でプレゼンを繰り返すことによって、プレゼン力に磨きがかかり、彼の武器となった。
このエピソードがあるからこそ、彼のプレゼンに説得力が増すし、彼の話をもっと聞いてみたいというマインドになる。
結果として自分のセールス力が上がり、商品が売れるようになった。
ちなみに、このバケモノ経営者の商品とは、「プレゼンが上手なるためのマンツーマンコンサル」と言ったものだった。
そのマンツーマンコンサルが期間限定で30万円だったのだが、これが10人ほど売れて、1日で300万の売り上げとなった。
僕も投資して、彼のマンツーマンコンサルを購入したが、彼のコンサルのおかげで僕もプレゼンするスキルがグンと上がったのだ。
商品をお客様にセールスしたり、プレゼンしたいときは、その商品を通じて自分はどう変わったか、何を得ることができたのか、エピソードを語ってみよう。
まとめ
このバケモノ経営者のように、プレゼン力、セールス力があったら、どんなものでも売れるだろう。
彼の場合はプレゼン力、セールス力だけではなく、セールスした「コンサル」という名のコンテンツも一流だったので、申し分ないものだった。
世の中には自信を持って進めたい商品、サービスがあるだろうけれど、どんなにいいものがあったとしても、プレゼン力がないといいものも売れないのだ。
セールス力を強化するためのプレゼンは、マーケティングの中でも重要な過程なので、人前で話す機会が多い人はぜひともマスターしてみよう。
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