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どうもどうも、ごきげんよう。
借金サラリーマン、エレファント・シンスケ(@yukihiro)です。
僕は3年前にネットビジネスの高額商材を購入し、5社以上のクレジット会社や銀行から300万円以上の借金をした身で、現在も毎月6万円返済しています。
この毎月6万円という金額は、司法書士に相談し債務整理をすることによって、毎月の返済を減額したものです。
もし債務整理をしていなかったら10万円程の返済になるので、今頃苦しい毎日を過ごしていたことでしょう。
カードローンは1年間に18~20%の利息がついてしまい、返済額によっては金利だけを払う羽目になるので、元金が減らないという自転車操業になってしまいます。
僕には妻がいて借金返済の金額も太く、家族に精神的な負担を与えてしまうので、1日でも返済期間を縮めたいという気持ちで一心でした。
独身のうちは自分だけで責任を取ってしまえばいいですが、家族を持っているとそういう訳にはいきません。
借金をしてしまった事実はどうすることもできないので、特に家族をお持ちの方は、家族のためにも責任を持って返済計画を立てていくことが重要です。
目次
完済するまでの計画が明確でないことが最も怖い
多額の借金をする時に怖いのは、完済するまでの計画が自分の中で全く見えない時です。
僕は債務整理をする前、約10万円を毎月、1年間ほど7社のクレジット会社と銀行に支払っていました。
当時は僕が派遣社員で、妻は正社員で働いてくれて、何とか毎月返せていたという状態です。
僕らは子ども無しの共働きだったので生活に余裕が見えてくるものですが、その時はギリギリの生活だったのです。
そして、肝心の元金というものは一向に減らずに、1年間に20万円減ったか減らないかくらいでした。
要は重なった利息が返済額の大半を持っていくという状態だったのです。
この状態だと、
300万円以上の借金を返すのは15年以上かかるんじゃないか?
もしかしたら、ずっとこのままなのか?
という恐怖心が芽生えてしまったのです。
いつになったら借金が無くなり、この苦しい生活から抜け出せるのか?
出口の見えないトンネルを走り続けるような生活に対して絶望感しかありませんでした。
今は司法書士の方と相談して債務整理をしているため、返済計画が約4年間と先が見えているので少し安心しています。
毎月6万円と負担は大きいですが、先が見えない時とは比べ物にならないくらい心が安定します。
下の写真が僕の名義でやった債務計画です。

で、下の写真がが嫁の名義でやった債務計画です。

2人分の名義で毎月6万円になるわけです。
ゴールが見える瞬間というものは良いものです。
額が大きい利息を減らすことはできないのか?
元金は自分で借りてしまった金額なので何とかしようと思いますが、厄介なのは利息です。
例えば僕が使っていた「エポスカード」では、ショッピングで50万円、キャッシングでは55万円ほど借りてました。(全てネットビジネスの商材に消えた)
ショッピング+キャッシングで毎月4万円の定額支払にすると、そのうち7千円程は利息になるわけです。
ざっくり3年間で完済すると考えれば、7千円×36=25万6千円の利息はついてしまうわけです。
このようなカードを借入金はそれぞれ違いますが7社から借りていたわけですから、利息は膨大なものになるため、完済時期が分からなくなるのです。
そこで、利息を完全になくしてもらう方法が「債務整理」という手段です。
債務整理とは一体何なの?
僕は、借金の利息を減らすためにいろんな案件をgoogleやSNSから詮索したのですが、その結果、債務整理を選びました。
債務整理の種類は大きく三つに分けることができます。
3~5年で完済できる収入が現在の時点であると判断されたときに適応される。司法書士や弁護士が借入先と交渉成立すれば、後は債務計画が作成され、相談して決めた金額を振り込めばよい。利息は支払わなくて済む。また、裁判所を通さなくてよいので面倒な書類手続きは不要。
■個人再生
「裁判所」を通して再生計画が許可される。許可されると、原則として債務を5分の1まで減額することができ、残りの金額を3年~5年かけて返済する。対象者は債務が5000万円以下の者とする。数千万円クラスなど金額が多い場合はこちらの方が良い。ただ、裁判所絡みの書類関係が複雑で、何度も事務所に足を運ぶ必要がある。
■自己破産
完済できる収入がないと見なされた者、もしくは借金が5000万円以上の者に適応される。全ての債務が免除される。個人再生と同じく「裁判所」に通されるが、車や家などの固定資産を没収される。また、職業も制限されてしまう
僕の場合、正社員で3~5年で返済できる収入があると見なされたので任意整理という手段を選びました。
デメリットについてもここに書いておきましょう。
一回債務整理をしてしまったら、いずれの場合でも最低5年間はカード会社や銀行からお金を借りることはできません。要は、ブラックリストに登録されるわけですから。
例えば、車や家など、大きな買い物をする時は大概ローンを組むので、カードをすぐにでも利用したいという方には難しいかもしれません。
しかし、結局はそのカードを利用することによりまた負債が増えてしまうので、ここで思い切ってカードを使う癖を無くした方が、今度の自分の負担を無くすきっかけになります。
数年間だけ、カードを使うことを我慢しましょう。
家族のためにも、思い切って自分の浪費癖を改善するような努力は必要です。
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債務整理について相談する事務所を選ぶポイント
一番悩みどころではありますが、「債務整理」についてどこの事務所に相談しようかということです。
基本的に、債務整理の手続きをして債務の減額が成功できたときに、事務所に成功報酬を支払わなければなりません。
僕は「任意整理」という手段をとったので、ここからは任意整理を例とした内容にしてます。
種類としては、司法書士が所属する法務事務所と、弁護士が所属する法律事務所があります。
どちらでも「任意整理」に関する相談は可能ですが、やはり気になるのは金額ですよね。
任意整理において、金銭的な部分で安心するために選ぶポイントとしては、
■着手金・成功報酬金が明確に書かれているか?(債権者1件に対していくら?)
■事務所の所在地が記されているか?
■所属する弁護士・司法書士の略歴(資格認定日、顔写真など)が記されているか?
■電話相談で細かい質問にも丁寧に答えてくれるか?
■相談のみは本当に無料なのか?
ですね。
当たり前ですが、このような内訳が書いていない事務所のホームページは全てアウトです。
金額のところは特にシビアに着目してほしいのですが、
■成功報酬、減額報酬
■過払い報酬(対象者のみ)
■管理費(振込手数料、事務手数料)
■裁判絡みの手数料(対象者)
などを明確に教えてくれるところは信頼できます。訪問したり電話で細かく聞いてみて、見積もりを取ってくれるかどうかを確認しましょう。
金額に関してですが、1件の債権者に対して、着手金(2~3万円)+報酬金(2~3万)が手頃ですね。
例えば、1社の着手金が3万円、成功報酬が3万円で、5社の債権者へ返済するとしたら
(3万円+3万円)×5=30万円
を事務所に払わなければいけません。
しかし、借金している最中はこのような手数料を一括で支払うことは困難ですので、半年ほどかけて分割で支払うイメージです。
ちなみに僕は4社の任意整理をして、4社とも減額に成功したので
(21600円(着手金)+21600円(成功報酬)+1911円(減額報酬))×4=18万444円
を半年かけて事務所に支払いました。1か月3~4万円の支払いでしたが、任意整理をしてなかった時よりは全然楽ですよ。
司法書士の方に任意整理をしなかった場合の利息を計算してもらったら、ざっくり185万円でした。
利息185万円ー司法書士への支払18万円=167万円浮くわけですから。
それ以外にも4年間かけて返済するので、振込手数料1080円×4年で5万円程をまだ払わないといけませんが、それでも利息がない分マシです。
利息よりも成功報酬を支払った方が断然お得ということは頭に入れておきましょう。
お勧めできる事務所
ここからは、選ぶポイントを考慮した上で、「債務整理」に関してお勧めする事務所について紹介していきます。
僕的には、なるべく相談料などを負担してもらいたくないので、無料相談できる法務事務所をメインに紹介します。
アース司法書士事務所

「任意整理」で安さを重視するのならば、大阪に本社を置く「アース司法書士事務所」の依頼料は安さもトップクラスです。
1件の債権者との交渉で27000円(税別)で、成功報酬、事務手数料は一切受け取らない、すなわち、着手金のみということです。
例えば4社になれば27000円×4=102800円(税別)になるわけです。
ただし、「個人再生」や「自己破産」などの債務整理になると別途料金がかかります。
なぜこんなにも安いのかと言うと、代表司法書士である近藤氏は下記のような想いがあるそうです。
私たちアース司法書士事務所は、依頼者の利益を一番に考え、費用形態も低価格にて対応させて頂いております。私たちは依頼者一人一人に対して、親切かつ丁寧な事務所運営をモットーに日々努力しております。
多くの方々のお役に立ちたいと考えておりますので、私たちにお任せ下さい。
アース司法書士事務所より引用
弱者の立場で考えた発言と言えるでしょう。
もちろん、正式に契約を結ぶまでは何度も事前相談は無料です。
アヴァンス法務事務所

CMでお馴染みのアヴァンス法務事務所です。大阪と東京に事務所を置きますが、ここも無料相談で承ります。
特徴としては、1件の着手金は30000円であり、アース法務事務所と比較すれば若干高めで、ここは報酬金の何%かとる方針です。法務事務所も法律事務所も、基本的には報酬は取りますので。
目安は、着手金、報酬金含めて1社50000円と言ったところでしょう。
それ以外にも、金額は明確に記されていませんが別途事務手数料がかかります。
ただ、元々は難易度の高い過払い請求に特化した法務事務所なので、任意整理に関しても強いです。もちろん、個人再生、自己破産にも対応できます。
依頼金額が高い分、減額を成功できる可能性はかなり高いと言ってよいでしょう。
またアヴァンスの特徴として、任意整理契約後の金銭面に関するアフターケアも一目を置かれています。
例えば、債権者に一括でこちらの負債を代行してくれるので、和解成立後の返済はアヴァンスとの相談をすればいいだけです。
さすがCMされるだけあって、資本金はそこそこあるそうですね。
まとめ
今回の内容ですが、家族をお持ちで、多額の借金に苦しんでいる方に向けた記事を書きました。
家族を持つという責任がある分、返済期間は明確にするべきだと思います。
そのためには、まず確実に返済ができるように、プロに相談して返済計画を立てることから始めてみましょう。
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